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インタビュー記事を追加しました

東京・恵比寿で本場のカイロプラクティックを提供

恵比寿のヨシダカイロプラクティック恵比寿整体院で院長を務める、カイロプラクターの吉田泰豪(よしだやすひで)先生にお話を伺いました。

恵比寿駅から徒歩2分、ヨシダカイロプラクティック恵比寿整体院の公式サイトです。恵比寿で整体・カイロプラクティックをお探しなら、米国認定カイロプラクターが院長を務める当院にお任せください。腰痛、肩こりといった症状から顎関節症、側弯症、自律神経失調症まで幅広い症状への対応が可能です。24時間受付のWEB予約をご利用ください。

https://doctor-yoshida.com/
目次

院長へのインタビュー

ー 自己紹介をお願いします。どのような経緯でこの職業に就かれましたか?

はじめまして、吉田泰豪(やすひで)と申します。中学生の頃からラグビーをしており、14歳の時に椎間板ヘルニアを経験しました。坐骨神経痛が強く、しびれが出て、ぎっくり腰も繰り返していました。ひどい時は階段に座って母親に靴下を履かせてもらい、兄に車で学校まで送ってもらうほどでした。

近所の整形外科や総合病院、専門病院を紹介されて硬膜外ブロック注射等を受けましたが、改善には至りませんでした。その後、紹介でカイロプラクティックを数回受けると、劇的に改善しました。そして高校でもラグビーを続け、大学生の時は同好会でラグビーを楽しみながらアルバイトや海外への一人旅を満喫していました。

アメリカではカイロプラクティックはドクターの資格があり、幅広く普及していることを知りました。自分が体験したことや海外でチャレンジしたいと思い、20歳の時にアメリカのカイロプラクティックの大学を巡り、最終的にカイロプラクティック発祥の地であるアイオワ州のパーマー大学に決めました。大学では勉強、実習、ラグビーの遠征、カイロプラクティックの練習会、学会への参加と、多忙ながらも充実した日々を過ごしました。

パーマー大学卒業後はオランダ、アムステルダムにあるクリニックに勤務し、多様な人種、身体、症例を見て臨床経験を積みました。日本に帰国後は縁があって恵比寿に開院し、カイロプラクティックを通して健康を手に入れるお手伝いをしています。

ー この分野に興味を持たれたきっかけは何ですか?

自分自身がヘルニアや腰痛、また治るのかどうかの不安に悩み苦しんだから。ひとりでも多くの方に適切に対処すれば確実に良くなることを知ってほしい、そしてカイロプラクティックを体験して自分の人生を生きてほしいからです。

中学生の時は何十回もレントゲン撮影やMRIの装置に入りました。多くの整形外科で知覚の検査や動きの検査を受けました。面倒くさそうに話す先生、優しくしっかりと説明してくれる先生、目をいっさい合わさずに検査をしながら、痛いですと正直に答えるとため息をつく先生と少年時代に色んな経験をしたことは大きいです。

総合病院の担当の先生にカイロプラクティックを受けて良くなったことを伝えると「あ、そうなの。まぁ俺はお勧めしないけど別にいいんじゃない。悪化しても責任取れないよ」と言われました。痛み止め処方と毎月のチェックで通院しており、私としては嬉しい報告だと思っていたので、ショックであったことを今でも覚えています。

いまでは自分の経験を活かして、患者さん目線で考えることを意識しています。

ー 現在の治療院を開業する際に直面した課題や困難は何でしたか?

まずなんといってもカイロプラクティックを知ってもらうところです。恵比寿で開院する前は銀座の自然療法クリニックや個人・法人への訪問カイロプラクティックを行っておりました。99%が紹介であったので、拠点を構えて行う以上は、より多くの方々に知ってもらう必要がありました。

カイロって何?マッサージと違うの?ボキボキするの?というところにしっかりと答えて、周知してもらうことに尽きます。ホームページ作成にあたり、見やすく、知りたい情報にアクセスできるように重点を置いており、今後も順次更新を継続していきます。

課題と言えば、認知・普及不足につきます。カイロプラクティック院を掲げていても、筋肉のマッサージやほぐしを行うところが多くあり、世界基準のカイロプラクティックとはかけ離れていました。

マッサージ院やリラクゼーションにはそれぞれの良さがあることは言うまでもありません。しかしそれをカイロプラクティックと標榜して行うと利用者に混乱を生じさせるからです。

これからもカイロプラクティックについての情報発信を継続していきます。

ー ご自身の治療理念や信念について教えてください

身体のよくなろうとするチカラを利用することです。人の身体はとても興味深く面白いです。適切に対処すればしっかりと反応してくれます。すり傷や骨折も適切に処置すれば治癒しますが、年齢や生活習慣、外的環境やその人によって期間やスピードは異なります。

自分の身体と対話する習慣を身につけることを皆さんと一緒に実践していきます。痛みや違和感は必ずしも悪者ではありません。逆に症状が無ければオールOKかと言えば、そうではありません。

虫歯にしろ、癌にしても症状が表面化しない間に進行することは多く、筋トレや長距離を歩いた後は筋肉痛や心地よい疲労が現れます。身体と会話することは、自分を労わり認めてあげることでもあります。車のように部品交換は出来ません。一生を共にする大切なパートナーなので、かけがえのない相棒に愛情を注いであげてください。

そして人の身体に触れて施術を行うことはとても尊いことです。もちろん施術者が尊いのではなく、人の身体に触れること、そして施術や治療を行うことは真剣勝負であり、信頼されて結果を出すために、しっかりと皆さんと向き合うことを心掛けています。

ー 日々の治療で特に重視していることや工夫していることは何ですか?

反応を見逃さないように毎回の施術前にチェックすることです。

1回で全てを良くすることは難しいですが、日々の積み重ねです。お部屋に入られた時に立ち方、歩き方、表情、肩や耳の位置をチェックします。そして毎回、施術前には触診をして身体の表面の状態、可動域のチェックを行います。カルテをチェックし、レントゲン画像があれば表示して視覚化しながら施術を行います。

そうすることで反応を見逃さないように努めています。身体は良くなっているが主観に時間差があること、主観では改善しているがまだ患部が残っていることもあります。木も見て森も見ることを意識しています。

ー 患者さんに提供するサービスや治療法の特徴を教えてください

院の特徴としては説明責任を果たすよう努めます。変化の見込みがあるか、またその場合の期間、費用、頻度、アドバイスをお伝えして提示します。なんとなくの治療をしないように心がけています。

姿勢の分析、姿勢スキャン、動きの検査、整形外科テスト、神経テスト、可動域の検査、スコープで皮膚の温度計測、必要に応じてレントゲン画像等を組み合わせて数値化します。

施術は短時間で身体の負担を最小限にして、最大限の効果を発揮できる施術を行っています。忙しい現代社会ではとくに時間も大切です。平均時間は7〜8分であり、一人でも多くの方にご案内できるように完全予約制になっています。

受付スタッフがチャットやSNS、電話で対応する際にカルテと連動する予約システムを使用しています。そして当院は完全キャッシュレス決済となっており、お好みの支払い方法をお選びいただけます。

ー これまでのキャリアで印象に残っているエピソードや患者さんとの思い出はありますか?

幾つもありますが、カイロプラクターの醍醐味としては人が変わる瞬間に立ち会えることに尽きます。一緒に泣いてしまうこともあるし、何とかしてあげたいと思うことは毎日感じています。

オランダのクリニック2年目の時に日本人の駐在員の方がアムステルダムまで2時間かけて来院されました。

慢性の頭痛があり、自殺を考えたことも複数回ありました。市販薬も効かずに苦しんでいました。初めて施術を行った際にしっかりと動きを感じ、手応えがありました。施術後はだるさを感じることもあるので、休憩してからお帰りくださいと伝えました。

多忙の方で午前中に車で帰宅されたのですが、途中で猛烈な眠気を感じて高速道路のガソリンスタンドで仮眠を取るほどでした。午後にクリニックの受付スタッフに英語で凄い剣幕でこんなに気分が悪いのは初めてだ、熱っぽいし、眠気で仕事にならない旨を英語で一生懸命説明されていました。

数日後の来院では、電話でも怒っていた表情が別人のように柔和になり笑顔で来院されました。オランダ人の受付スタッフも変わり様に驚いていました。数年ぶりにぐっすり眠れたこと、眠りすぎて心地よい疲労感がでたこと、受付スタッフに花を頂いたこと、ご家族や知り合いの在留日本人をご紹介いただいたこと、その後もその方がご帰国されるまで毎月チェックに来られたことは印象が強く残っています。

ー 患者さんとのコミュニケーションで心がけていることは何ですか?

当たり前のことですが目をみて真摯にお話を聞くことと説明を丁寧に行うことです。カイロが出来ること、期待できる変化、費用、頻度、アドバイスを必ずお伝えしています。

そして反応が早くでたり、遅くなる場合もあるので再検査や運動ストレッチも定期的に行います。そうすることで定点観測ができます。変化の指標を主観的にも客観的にも計測して身体の変化につなげていきます。

コミュニケーションは信頼関係につきます。どうしても変化が見込めない場合は別の治療法や病院を紹介することもあります。その方にとって最善の選択となるように、真摯に向き合うことを常に意識しています。

ー この仕事をしていて一番やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?

やりたいことを出来る、なりたい自分になれるに寄り添えている時です。ゴルフを再開したい、自分の脚で再び旅行に行きたい、仕事に集中したい、笑顔で、恥じらいながら、自信を持って相談してくれたり、報告してくれたりした時はやりがいを感じます。

また自分の身体をコントロールできるようになり、自分の身体を労ったり、対話できるようになると本当の意味での健康になる術を手に入れたと聞くと嬉しくなります。身体と会話する習慣が徐々に出来てくると、仕事や日常生活、趣味にも集中できる。そして家族や、なにより自分自身に優しくなることができます

そして嬉しい瞬間はお久しぶりの方に必要とされることです。症状が落ち着いたり、お忙しかったりで来院出来なかった等の理由で期間があいた場合でも、必要とされていること、それにしっかりと応えることに責任や悦びを感じます。

ー 最後に、来院を迷っている方に向けてメッセージをお願いします

諦めずに自分の夢や目標に向かうことをサポートします。

カイロプラクティックは日本においてはまだ馴染みのないものです。客観的な検査や世界基準のカイロの施術を通して、身体に備わっているよくなろうとする治癒力を引き出します。具体的に言えば脊椎の神経障害や機能不全を見つけ出し、手によって施術し、取り除くことで身体の各部位や機能が正しく働くことを促します。

カイロプラクティックを通して皆さまの健康に寄与するために、日本にいるカイロドクター達でガイドラインや安全性の発信を行ってまいります。

他の整体や治療院で改善しなかった、薬や外科的処置は行いたくない、できるだけ自然なアプローチで身体を変えたい方のお役にたてるよう全力を尽くします。そして一度きりの人生を、自分に正直に、楽しく、真剣に生きて欲しいです。

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当サイトでは一定の基準を満たした治療院(整体、カイロプラクティック、鍼灸、整骨院)の院長先生へのインタビューを公開しています。

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