インタビュー記事を追加しました

【独占インタビュー】「体は何歳でも変われる」―金木良憲先生のカイロプラクティック哲学

東京都西東京市にある東伏見カイロプラクティック西東京整体院。東伏見駅から徒歩1分という好立地に位置するこの治療院で院長を務める金木良憲先生に、カイロプラクティックとの出会いから現在の治療理念、そして患者さんの人生を変えるような感動のエピソードまで、幅広くお話を伺いました。

東伏見駅徒歩1分。腰痛・肩こり・頭痛でお悩みの方は、口コミNo.1の「東伏見カイロプラクティック西東京整体院」へ。20年以上の確かな技術で根本改善を目指し、産後矯正・猫背矯正・慢性疲労などの幅広い症状への対応が可能です。

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目次

院長へのインタビュー

ー 自己紹介をお願いします。どのような経緯でこの職業に就かれましたか?

こんにちは、金木良憲です。実は私、子どもの頃から体の不調に悩まされていたんですよ。先天性白内障があって、視力に問題があったんです。学校では黒板が見えなくて本当に大変でした。体も弱く喘息で気管が狭まる為に座りながら寝る日もあり、病院を転々としましたが原因はわからなかったです。

そんな時にカイロプラクティックと出会ったんです。初めて施術を受けた時の感覚は忘れられないですね。「あ、これだ!」って。長年の不調が変わっていくのを実感して、人生が変わるような感覚がありました。

その体験から「同じように悩んでいる人の力になりたい」と思い、日本カイロプラクティックドクター専門学院に入学し、アメリカのLife Chiropractic College Westで解剖学も学びました。

その後も国際的な視点でカイロプラクティックを学び、2004年に学院を卒業、2009年に「良カイロプラクティック」を開院。2019年に「東伏見カイロプラクティック」としてリニューアルオープンしました。

ー この分野に興味を持たれたきっかけは何ですか?

本当に自分の体験ですね。不調って、経験したことない人には中々分かりずらい事だと思うんです。私は子どもの頃から体が弱くて、病院や整体院をいくつも回りました。でも、根本的な解決にはならなかったんです。

あるとき、カイロプラクティックに出会い、今までとは全然違う感覚がありました。「ああ、体って本当に変わるんだ」って。例えば、長年悩んでいた肩こりが、ただ揉んでもらうのではなくて、背骨から数か所の調整をすることで本当に楽になったんです。「背骨を調整して神経の流れを正常化する」というアプローチに衝撃を受けました。

カイロプラクティックについて調べると、アメリカでは医学として確立されていて、世界中で認められた治療法だと知りました。日本ではまだ正しく理解されている方は少ないのですが、カイロプラクティックなら多くの人の助けに繋がるって思えた事です。

ー 現在の治療院を開業する際に直面した課題や困難は何でしたか?

一番の壁は、日本ではカイロプラクティックがまだまだ知られていないこと、そして、自分の知らないカイロプラクティックの可能性を知ること、どこで自分の学びたいカイロプラクティックが学べるのかを探すことでした。

幸い私は大陰D.Cと国内外で素晴らしい先生方に出会う切っ掛けを得ることができ、多くのことを知り、様々な視点と学びを得ることができました。

日本ではまだまだマッサージが主流だったので、クライアントが求めているもの、こちらが提供できる事を整理しコミュニケーションで伝えることに中々苦労しました。開業当初は「なぜこんなに検査するの?」って不思議がられることもありました。

でも、丁寧に説明して、実際に効果を実感していただくことで、少しずつ理解者が増えていきました。

ー ご自身の治療理念や信念について教えてください

私の治療理念は、「楽しめる健康を実現すること」です。単に症状が改善するだけでなく、その方の人生そのものが楽しめる方向へ変わるサポートをしたいと考えてます。

技術や知識はプロとして当然備えるべきものですが、それだけでは不十分です。クライアント一人ひとりの生活習慣や悩み、体質と真剣に向き合い、その方の人生全体を見据えたアプローチが大切なんですね。

私が大切にしている言葉があるんです。「体を作った力が体を癒す、それ以外の方法はない」これはカイロプラクティックの本質を表していると思います。

例えば、指を切ったとき、誰かが治してくれるわけじゃないですよね。自分の体が自然に治癒するんです。その自然治癒力を最大限に引き出し、人生を楽しむための土台作りをサポートするのが私の役割だと考えています。

クライアントの中には、「もう年だから仕方ない」と諦めている方も多いんです。でも、私はそうは思いません。何歳になっても、生きている限り体は変われるんです。80歳でも90歳でも可能性はあります。実際に当院には90歳を超える方も来られていて、施術後に驚くほど状態が改善することもあります。

大切なのは、カイロプラクティックを軸としながらも、視野を広げてクライアントの体全体を診ること。症状の背後にある体や心からのメッセージを無視せず、痛みや不調を体からの警告として受け止め、根本から改善していくことです。そうすることで、ただ痛みがなくなるだけでなく、人生そのものを楽しめる健康状態へと導いていきたいと考えます。

ー 日々の治療で特に重視していることや工夫していることは何ですか?

私が特に重視しているのは、症状のある部分だけでなく体全体のつながりを見ることです。多くの治療院では痛みのある場所だけにフォーカスしがちですが、体は必ずどこかでつながっているんです。

例えば腰痛の原因が実は足にあったり、肩こりの原因が骨盤の歪みだったりすることが非常に多い。だから視野を広げて、体全体のつながりを意識した施術を心がけています。

そのためにも「検査」にもとことんこだわっています。当院では5種類の独自検査を行って、姿勢、筋力、神経、関節可動域、平衡系などを細かく分析します。

実際にあった例でいうと、30代の男性会社員の方が、3年間も続く腰痛で来院されました。整形外科でレントゲンやMRIを撮っても異常なしと言われ、湿布や痛み止めを処方されるだけだったそうです。

当院で検査したところ、デスクワークによる骨盤の歪みと、足の機能低下が原因だとわかりました。腰だけを見ていたら絶対に気づかない問題でした。背骨や骨盤の調整と、足の機能改善のエクササイズを組み合わせたところ、5回の施術で痛みが80%も軽減しました。

もう一つ大切にしているのは、自分の自己満足ではなく、クライアントが何を求めているのかをしっかり理解することです。「痛みをなくしたい」というのは表面的な願いで、その奥には「趣味を楽しみたい」「仕事のパフォーマンスを上げたい」「家族との時間を大切にしたい」といった本当の願いがあります。

だから私は「どうしたらクライアントの求める未来につながるのか」を常に考えながら施術計画を立てています。

見た目では分からない「隠れた原因」を特定し、クライアントの本当の願いを叶えるための施術を提供することが大切だと思います。そして、治療ごとに状態を可視化して、クライアントに納得いただける説明と根拠を提示します。

「なぜこの施術が必要なのか」「どうやってあなたの望む未来につながるのか」を明確にすることで、患者さんも前向きに治療に取り組めるようになるんです。

ー 患者さんに提供するサービスや治療法の特徴を教えてください

「当院の最大の特徴は、カイロプラクティック技術と独自の手技を組み合わせていることです。そして、5種類の精密検査による科学的分析で原因を特定します。

常に最新の知識と技術を取り入れるために、国内外のセミナーに積極的に参加し、アップデートを繰り返しています。カイロプラクティックの世界も日々進化していますから、10年前の知識だけでは対応できないケースも増えてきています。だからこそ、新しい情報を常に取り入れることを大切にしています。

また、施術においては神経系へのアプローチを基準としながらも、皮膚、軟部組織、筋膜、筋肉、骨へとその人自身を診れるよう視野を広げています。例えば、肩こりの症状一つとっても、神経の圧迫が原因の場合もあれば、筋膜の癒着が原因の場合もあります。だから、様々な角度からその方の体を診ることで、より効果的な施術を模索します。

他院との大きな違いは、検査から施術まで一貫して同じカイロプラクターが担当することですね。例えば、首の痛みで来院された40代の女性の患者さんがいました。他の整体院では毎回違う担当者に症状を説明し直さなければならず混乱していたそうです。

当院では初回から同じ先生が一貫して担当し、検査結果に基づいた計画的な施術を行ったところ、2ヶ月で痛みが完全に消失しました。

また、CBT(認知行動療法)の視点も取り入れたアドバイスも提供しています。体の痛みと心の状態は密接に関連していますからね。対応している症状も幅広くて、神経痛、自律神経の乱れ、アレルギー、産前産後の不調、慢性症状など、様々な年代の方の悩みに対応しています。

私がこだわっているのは、単に症状を和らげるだけでなく、その方の生活の質を向上させることです。そのためには、体の構造的な問題だけでなく、日常生活の習慣や心理的な側面まで含めた総合的なアプローチが必要だと考えています。

ー これまでのキャリアで印象に残っているエピソードや患者さんとの思い出はありますか?

特に印象深いのは50代の女性のクライアントのケースです。この方は10年以上も坐骨神経痛に悩まされていて、座ることすら辛い状態でした。整形外科では手術を勧められていたのですが、「できれば手術は避けたい」と当院に来られました。

検査すると、骨盤の歪みと腰椎の機能低下が原因で神経が圧迫されていることがわかりました。週2回の施術を3週間続けたところ、痺れが徐々に軽減し、1ヶ月後には「30分座っても大丈夫になった」と喜んでくださいました。3ヶ月後には趣味の旅行にも行けるようになり、「人生を取り戻した気分です」と涙ぐまれたんです。

そういう瞬間が、この仕事をしていて最高に嬉しいですね。

また、海外在住の日本人の方で、一時帰国の際に必ず当院に来てくださる方もいます。「日本に帰ってきたら調整してもらうのが楽しみなんです」と言ってもらえると、本当に嬉しいですね。

私は特にファミリーケアを大事にしています。親子で来院されるケースも多いんですが、例えば、お母さんの偏頭痛が改善したことで、お子さんの姿勢の悪さも心配になって連れてこられるというパターンですね。小さいお子さんから高齢の方まで、家族全員の健康をトータルでサポートできるのも、この仕事の醍醐味だと思います。

実際に、三世代で通ってくださるご家族もいらっしゃいます。おばあちゃんの腰痛がきっかけで、お母さんも、そして成長期のお孫さんも一緒に来られるようになったケースがあります。家族の健康を守ることは、その家族の幸せを支えることにつながりますから、とても意義深い仕事だと感じています。

ー 患者さんとのコミュニケーションで心がけていることは何ですか?

まず何より大切にしているのは、「一人ひとりとじっくり向き合い、丁寧に話を聴くこと」です。

例えば、肩こりで来院された30代の女性がいました。じっくり話を聞いていると、最近仕事が忙しくなって睡眠時間が減っていることがわかりました。検査すると、睡眠不足による自律神経の乱れが肩こりの原因だとわかったんです。背骨の調整に加えて、睡眠の質を上げるアドバイスもしたところ、肩こりが劇的に改善しました。

次に大切にしているのは、「納得できる説明をし、根拠を明らかにすること」です。いろんな例えを使ってなるべく子供でも分かるように説明するように心がけています。

そして三つ目は、「あなたなら変われるという希望を持っていただくこと」です。長年痛みを抱えていると、「もう良くならないかも」と諦めている方も多いです。でも、体は本当に変われるんです。その希望を持っていただくことが、改善への第一歩だと思っています。

ー この仕事をしていて一番やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?

やっぱりクライアントが「もっと早く来ればよかった」「今は好きなことに挑戦できている」と笑顔になる瞬間ですね。本当に心から嬉しくなります。

例えば、60代の男性で、趣味のゴルフを腰痛のためにあきらめかけていた方がいました。3ヶ月の施術で腰痛が改善し、「先生のおかげでまたコースに立てるようになりました」と写真を見せてくれたときは、本当に感動しました。

また、その方のご家族や周囲の方々も健康になっていく、そんな健康の輪が広がっていくことも大きなやりがいです。そして何より、クライアントが自分の体と向き合い、主体的に健康を取り戻していく過程に寄り添えることが、この仕事の醍醐味だと感じます。

ー 最後に、来院を迷っている方に向けてメッセージをお願いします

まず、勇気を出して一歩踏み出してほしいと思います。「その場しのぎではなく、本当に体を変えたい」「どこに行っても良くならなかった」「薬や手術に頼らず根本改善を目指したい」そんな方にこそ、東伏見カイロプラクティックに来てほしいですね。

当院は東伏見駅から徒歩1分という好立地にあり、最終受付は20時、土曜・祝日も開院しております。完全予約制のため、お待たせすることもありません。足のしびれ、お尻の痛み、アレルギー性鼻炎など、様々な症状に対応しています。あなたが一歩踏み出すその勇気を、私たちが全力でサポートします。一緒に健康な体を取り戻しましょう!

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